今、私たちにできること
今、子供たちが安心・安全に遊べる場が急速に失われつつある。自然を守ろうと努める多くの人たちは、幼少期に自然の中でたくさん遊んだ 体験を持っている傾向が多いことから、そのような人材を育成していくためには、自然の中での直接体験活動は不可欠と思われます。しかし、 現在の子供を取り巻く環境には危険、犯罪などの負のキーワードが多く、子供たちが思う存分自然とふれあい、理解する場が少ないのが現状 です。幼少期より自然に触れて、自然を守ろうということを実践するような人材を育み増やすためには、平日・休日の余暇を使って、身近な 公園や緑地を利活用し安心・安全に自然体験ができるプログラムを実施するのが東京ネイチャーランドです。東京ネイチャーランドでは、公 園を通して、都市の生物多様性の調査研究を市民とともに実施し、『自然を守ることの意義』を実感してもらいます。
設立趣旨
・都心に住む親子が『自然』の中で遊ぼうとした時、多くの方が地方の大自然へ行くことを想像します。100周年を迎えます井の頭恩賜公園
など東京都に点在する都市公園にも、長い歴史と豊かな自然はそれに劣らぬ多様性を持ち、私たちに四季折々の素晴らしい自然をみせてく
れます。私たちはこの環境を活用し、都心にあるという立地の良さからこれまでにない『都市公園型の環境教育プログラム』を展開してい
こうと考えます。
・都市公園で活動することで「地域との連携」「利便性」「緊急時への対応」「一年を通した定期的な参加」などが計れ、今まで「距離」「
時間」「時期」「金額」などが理由で自然プログラムへの参加をしたことのない人たちへのアプローチすることを目的とします。
・井の頭恩賜公園100年実行委員会の後援を得て、井の頭恩賜公園での『環境教育プログラム』の基盤であるネイチャープログラム(次世代
を担う子供たちや公園を訪れる人たちに、わかりやすく楽しく「自然の仕組み」を学び遊んでもらうことにより、「自然を大切にする=地
球を大切にする」心を育むことを目的としたプログラム)を実施することでノウハウを構築し、隣接する都立武蔵野中央公園、小金井公園、
野川公園、武蔵野の森公園、神代植物公園などに拡げていく事を目的とします。また地域住民、行政、地元自治体、企業、学校などと連携
した環境教育の展開も視野に入れ、今までの利用方法と違った新しい公園の利用展開を目指しており、今回の活動はそうした将来を展望し
た活動ととらえて開催したいと考えております。
・特定非営利活動法人として「法人格」を持つことによって、地域、行政、企業との連携も、より高い信頼性を得ることができ、ボランティ
ア活動をはじめとする市民活動の健全な発展を促進し、公益の増進を図ることができます。
目的
この法人は、広く一般市民を対象として、公園・緑地を活用した自然環境教育事業、公園・緑地の生態系の保全及び調査・研究、自然環境保
護に関する普及・啓発事業を行い、地域住民及び事業者とのネットワークを構築することによって、生活環境、自然環境、文化が調和した豊
かな社会の実現と限りある自然を守る担い手の育成を目的とする。
役員
理事長 伊藤 賢治(自然環境プロデューサー、NPO法人都市動物研究会副理事長)
副理事長 北島 尚志(NPO法人遊び環境Museumアフタフ・バーバン代表)
副理事長 小林 和彦(小林税務会計事務所、ボーイスカウト東京連盟)
理事 登坂 亮太(NPO法人グリーンバード吉祥寺支部長、ミュージシャン)
理事 田中 雅紀(ツリー☆マジック代表、みやび造園代表)
理事 朝倉 弘平(モンスターズ代表、アーティスト)
監事 桜井 なおみ(NPO法人HOPEプロジェクト理事長)
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